2025年11月12日水曜日

潮音寺 印鑰継承式を厳修

 季節は深まり、澄んだ秋空が広がる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

​さて、去る10月11日、潮音寺におきまして、大変重要な法要である印鑰継承式を厳修いたしました。

​印鑰継承式とは、文字通り、寺院の重要書類や財物を管理する「印(いん)」と「鑰(やく:かぎ)」を、先代住職から新しい住職へと引き継ぐ儀式であり、新しい体制の始まりを告げる大切な節目となります。

​新住職へ、志を受け継ぐ




​当日は、本堂において厳かに法要が執り行われ、大本山薬師寺の生駒基達管主様に見守られながら、村上住職から安田新住職へと、志と職務の証が継承されました。

​新住職が深く頭を垂れ、その重責を受け止められる姿、また、先代住職の安堵と激励の表情が印象的でした。お集まりいただいた皆様も、新しい時代の始まりに静かに立ち会ってくださいました。

​新しい門出に

​この印鑰継承式をもって、潮音寺は新たな時代の一歩を踏み出します。

​安田新住職を中心に、寺門一同、より一層皆様の心の拠り所となるよう、日々精進してまいります。ご結縁の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻、そして温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

​皆様の益々のご多幸とご健勝を心よりご祈念申し上げます。

​合 掌

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