本日2月11日、当山において「地蔵縁日」の法要を厳修いたしました。
数日前に降った雪がまだ境内に白く残る中、足元の悪い状況にも関わらず、多くの参拝者の皆様にお運びいただきました。
薬師寺本山より 生駒管主・山本師のご来山
本日の縁日には、奈良・薬師寺本山より、生駒基達(いこまきたつ)管主、ならびに山本稽潤(やまもとけいじゅん)師にご参列いただきました。
遠路はるばる潮来の地までお越しいただき、法要に花を添えていただきましたこと、心より感謝申し上げます。
■ 本山よりのご挨拶
【生駒 基達 管主】
昨年より法相宗の管長に就任されたご報告と共に、「日々新たなり」というお言葉を授けてくださいました。
毎朝顔を洗う時に心も洗い、過去にとらわれず、毎日を新しい希望の朝として迎えることの大切さをお話しいただきました。また、雪景色も心の持ちようによって「綺麗だ」と感じられるように、物事を良い方向へ捉えて生きていきましょうと、温かいメッセージを頂戴しました。
【山本 稽潤 師】
静岡県ご出身の山本師からは、修行中のエピソードをご披露いただきました。
「若者は薄着を好む」という教えを通じ、寒さ対策で服を厚着していくことを「人間の欲」に例え、あえて少ししんどい道(薄着)を選ぶことが修行につながるという、初々しくも芯のあるお話をいただきました。
安田住職 法話
法要の中では、当山住職の安田より法話を申し上げました。
■ 「雪」と「欲」と中道の心
住職からは、まず「中道(ちゅうどう)」と「欲」についてのお話がありました。
仏教でいう「欲」は必ずしも悪いものではなく、自分を守るための「良い欲」も必要であり、極端にならず程よいバランス(中道)で生きることの大切さが説かれました。
また、2月はお釈迦様が入滅された「涅槃(ねはん)」の月でもあります。
『欲深き人の心と降る雪は、積もるほどに道を忘れる』
という古歌を引用し、境内に残る雪と重ね合わせながら、心に積もった垢(煩悩)を取り除き、迷わずに人生の道を歩んでいきましょうと、参拝者の皆様へ語りかけました。
雪景色の中での集合写真
法要後、雪の残る慈母観音様の前で、生駒管主、山本師を囲んで記念撮影を行いました。
寒さの中にも、仏様の温かさを感じる一日となりました。
ご参列いただきました皆様、足元の悪い中、誠にありがとうございました。




























