2024年9月17日火曜日

令和6年観月会を厳修いたしました。

 どうも、住職です。

中秋とは名ばかりの灼熱の昼を経て、

本日無事に観月会を厳修いたしました。

お茶のご奉仕をいただいた皆様。
暑い中全員お着物でご準備くださいました。

野点傘を差し、

かがり火を燃やし、

人が続々と集まっていきます。

連休明けの平日にも関わらず、

大勢の方にご参加を頂戴しました。



奉納行事前半には、地元で活動している

「潮来TAIKO Club」様のご演奏がありました。

躍動感あふれるバチさばき

かがり火に照らし出される迫力ある演奏

小学4年生の男の子も頑張って演奏してくださいました。

後半は

ファゴット奏者吉川寿美江様

ピアノ奏者根本尚美様

それぞれご演奏いただきました。

本堂を背にしての演奏

ピアノの音色とともに秋の空に広がっていきます。

ピアノソロのドビュッシー「月の光」

最後には花束贈呈のサプライズも
(お寺では準備していません)

最後は全力の笑顔でご挨拶している私の画像で。


途中でうろこ雲に隠れてしまった月も
たびたび顔をのぞかせて、
参列者を喜ばせてくれていました。
※携帯で撮ったので画質すみません。

改めてご参列・ご奉仕ありがとうございました。
合 掌

2024年9月9日月曜日

誕生の日は母苦難の日

 どうも、住職です。

この度、皆々さまのお陰さまを持ちまして22回目の18歳、

もとい、39歳の誕生日を迎えさせていただきました。

茨城での5年間、ふと1人きりで孤独に震える日も、

いかに自分が知らぬ間に多くの方のお支えと

お計らいを頂戴しているのかと思い知らされます。

ただ何よりも感謝すべきは父母であります。

母の胎内も数えて40年、言葉にならぬような
さまざまなことがありましたが、
それでもことさらに恩愛の念を感じます。

何度生まれ変わってもまた
この両親のもとで生まれたいと願います。

諸人よ 思い知れかし 己が身の
誕生の日は 母苦難の日。
いつ詠んでも涙が出る歌ですね。

どちらも闘病中ですが、私がかけるより早く電話をくれました。
1日でも長く生きていてもらいたいものです。

乱筆乱文失礼しました。
皆さん本当にありがとうございます。
合掌九拝
村上定運

2024年9月6日金曜日

令和6年観月会のご案内


潮音寺では、来る中秋の名月に下記の通り

観月会法要を開催いたします。

古来より、丸い月は円満の象徴とされています。

インドやギリシャなどでも月にまつわる物語が伝えられ、

東西を問わず神秘的な姿に想いが寄せられてきました。

コロナ禍により無観客での法要を続けてきましたが、

昨年は4年ぶりの現地開催となりました。

本年もまた、秋の豊かな実りに感謝や祈りを捧げる法要の後、

奉納行事を2組予定しております。

是非ともご参列ください。

合 掌

潮 音 寺 観 月 会

令和6917()

午後5時~お食事、野点接待

午後6時半~ 法要

午後7時頃~ 奉納行事

奉納者 

潮来TAIKO club 様

吉川寿美江 根本尚美

参列費  

奉賛会員 3000

一般   4000

(特別御朱印・お食事・野点料含む)

※当日受付にてお納めください。

※準備の都合上、9月16日(月)の12時までに
参加希望の旨をご連絡ください。

潮来TAIKO club


(以下、クラブ関係者からのメッセージ)

潮来市を拠点に活動しております。
子供から大人まで幅広い年代で和太鼓を楽しんでます。
メンバー大募集中です!!
当日は躍動感ある曲やリズミカルな曲をお届けします。
お楽しみに!

吉川寿美江 氏(ファゴット)

ひたちなか出身 潮来市在住

国立音楽大学卒業

これまでに桐朋音楽嘱託演奏員、

県立水戸第三高等学校音楽科講師、

フリーランスとしてオーケストラ、

アンサンブルを中心に活動。

現在は清真学園高等学校・中学校の教諭として指導を行っている。


根本尚美 氏(ピアノ)

潮来市出身

武蔵野音楽大学卒業後ウイーンにて学ぶ。

これまでに、ピアノソリストとして

リサイタルやサロンコンサート、オーケストラとの共演他、

国内外にてアンサンブルピアニストとして

声楽家や管弦楽器奏者との共演も数多い。

オペラ、ミュージカルのコレペティトゥーア、

オーディションの審査員を努めるなど幅広い活動をしている。

かしまコンチェルト協会エートス理事。

※準備の都合上、9月16日(月)の12時までに
参加希望の旨をご連絡ください。

2024年8月23日金曜日

東京慈母観音の会

  どうも、住職です。


台風が接近しており、九州地方に
甚大な被害が発生しております。
被災された方にお見舞い申し上げます。
皆さまも続く猛暑で体調など崩されてはいませんか?

さて、明日は潮音寺で観音縁日
そして明後日は東京慈母観音の会です!
(写真は東京別院の外観)

毎月第4日曜日の14時~始まります。
参加は自由で、当日は東京別院で
父母恩重経のお写経や写仏ができます!

今回の伊谷仏師のお話
岐阜の観音菩薩像の修復について!
各務原市の重要文化財に指定された記念として
改めてご紹介をさせていただきます。


他にも行きたい所があるとは思いますが、
是非ともご参加お待ちしております!!

合 掌
村上定運拝

2024年8月17日土曜日

仏足堂(ぶっそくどう)・迎舎(むかえや)建立ご結縁のお願い

潮音寺仏足石の開眼に伴い、

ご参拝に来られた方々が雨の日も暑い日でも

安心してお参りできるよう仏足石の上に大屋根をかけ、

前方にあずまやを延ばした形となる

「仏足堂(ぶっそくどう)・迎舎(むかえや)」

の建立を発願いたしました。

 つきましては各部材のご寄進を募らせていただきます。

仏足石とご参拝者を末永く雨や日差しから守るため、

皆さまのご結縁をここにお願いいたします。

合 掌

仏足堂模型(5分の1

①屋根材・敷石寄進      一口 二千円

※一枚の板に複数の記名となります。

 ②屋根下垂木寄進         一本 一万円

③天井絵寄進      一面 三万円

 ④梁・桁寄進               一本 十万円

  ⑤棟木寄進         一丁 三十万円

⑥破風寄進         一対 五十万円

⑦柱寄進            一柱 百万円

・横幅二間・奥行七間(屋根部分)壁なし、仏足堂部分に天井絵と天蓋を配します。

・近年の強風を考慮して屋根は鋼板葺きとします。

・お正月に皆さまにお目見え出来るよう、年内の完成を目指しております。

 (様々な事情により予定は変更となることがございます。)

・ご寄進いただいた部材にはお名前を記し、来年には境内に芳名板を設置いたします。

 (ご寄進者名と部材に記載する希望名が異なる場合はお知らせください。)

・ご結縁を賜ります際にはお手数ですが、払込票を潮音寺からお取り寄せいただくか、

 または潮音寺まで直接お持ち込みください。

【お問い合わせ】

奈良薬師寺 東関東別院

慈母観音 水雲山潮音寺

0299-66-0623


2024年8月13日火曜日

潮音寺万燈会開催のご報告並びに御礼

 合 掌

 焼けつくような酷暑に続いて地震や台風が発生し、

各地で被害に遭われている方々にはさぞかし

ご心労多きことかと心よりお見舞い申し上げます。


 さて、1112日の2日間に渡り本年も無事に

潮音寺万燈会を行うことが出来ました。


お陰様で懸念された天候にも恵まれ、

すべての奉納行事が実行できたことも、

すべてご協賛を通じて祈りの燈火を献じて下さいました

皆様のお力によるものに他なりません。

ここに厚く御礼申し上げます。

 50年目の年を迎えたということで、

今年の万燈アートとしては最も身近なご先祖様である

「父母」の文字を表現し、好評を頂戴しました。

奉納演奏には水郷いたこ大使・奈良崎正明様を

はじめ地元の歌手やダンス、芸座演奏の他に、

潮音寺創建の法要にも参列されていた

作曲家・古賀政男氏の直弟子・アントニオ古賀様に

ご出演いただきました。


YouTube配信によるオンラインでのリモート参拝は

1日目に不調が起きてしまいましたが、

2日間通して沢山の方にご視聴いただきました。

末筆ながら諸仏の加護による皆さまのご健勝ならびに、

被災地復興、戦争終結など世界の安穏をご祈念申し上げ、

御礼の挨拶と代えさせていただきます。

誠にありがとうございました。


再 礼

2024年8月10日土曜日

令和6年 奉賛会記念品 特別祈願米について

 地元潮来市にて生産される、特別栽培米の「一番星」。

これを、お寺にて特別祈願させていただいて、奉賛会入会の皆様へ記念品として毎年送付させていただいております。

とてもおいしいと高評価をいただいており、お寺としても大変うれしく思っております。

お盆前に新米が取れ、味も良い品種ですので、神様・仏様・ご先祖様にお供えし、お召し上がりください。

皆様にもぜひ、この祈祷米をお届けさせていただきたいので、お寺までご連絡お待ちしております。






2024年6月25日火曜日

東京慈母観音の会

 どうも、住職です。


開山会も無事に終わり、仏足堂の起工式、
鎮壇具の埋納などが順調にすすんでおります。
少しづつ集まり始めている建立のご寄進に感謝して、
日々皆さまの安寧と母子の安穏を祈っています。

さて、今月の東京慈母観音の会ですが、
第5日曜・30日の開催となります!
(第4の23日は高田和上の二十七回忌法要のため)
(写真は東京別院の外観)

普段の東京慈母観音の会は
毎月第4日曜日の14時~始まります。
参加は自由で、当日は東京別院で
父母恩重経のお写経や写仏ができます!

毎月第好評をいただいている
伊谷仏師のお話と

住職の法話もあります!!
(当たり前)
お待ちしてます!
(必死)
是非ともご参加お待ちしております!!

合 掌

村上定運拝 

2024年6月22日土曜日

高田好胤和上二十七回忌法要

どうも、住職です。

今日は東京別院におります。
というのも、薬師寺中興の祖である
高田好胤和上の二十七回忌法要に
遺弟として出仕するためです。

本年は二十七回忌という節目の年にあたり、
3日間に渡って法要が厳修されました。
事前案内の段階で東京に300名、
本山ではなんと800名ものご参列申し込みがあり、
まだまだ遺徳をしのんでくださる方がおられて
大変ありがたいと感じる時間でした。

初日・二日目の導師を勤められた
大谷執事長の話に参列者が耳を傾けています。

「衣鉢を継ぐ」と題して
和上染筆のお茶碗や袈裟など、ご自身所有の
和上ゆかりの品をご披露されていましたが、
出家して間もなく遷化なされた身としては
いただいたものは自分の
「定運」という名前のみ。

前を向いて精いっぱい努力することを
お名前に諭され続けています。

これからも私たちの進むべき道を
照らしてくださるよう祈りを込め、
法要を勤めさせていただきました。

合 掌
 

2024年6月15日土曜日

鎮壇具埋納を行いました

どうも、住職です。
先日起工式を終えた仏足堂の地中に埋納する
鎮壇具を用意しました。
柱を堅牢に立てるための栗石、
地の神に捧げる五穀(米麦粟稗豆)、
お釈迦様の聖地インドから伝えられた砂・石など、
様々なお供え物を埋納させていただきました。

鎮壇具目録

納入する場面の画像を用意し忘れたので、
後日奉賛会だよりなどでご報告の際に
掲載させていただこうと思います。

地震や大風に耐えられる立派な建屋が
完成することを祈念して。。。


~おまけ~
鎮壇具の埋納のあとは敷石の敷設でした。

すでにご結縁いただいた方のお名前を
一件ずつ心を込めて書いていたところ、
石材店と職員から「何かに似てる・・・」
と言われて送られてきた画像がこちら。
だれがぐでたまやねん。
合 掌

 

2024年6月2日日曜日

開山会厳修の報告

 合 掌

 あやめ紫陽花の候、ご結縁の皆さまには益々ご健勝ではありながらも、元日から半年も経たずに発生した能登半島地震をはじめとする自然災害や紛争など社会不安の尽きない日々にはさぞかしご心労多きこととご拝察申し上げます。

 また、日頃より潮音寺に対して格別のご高配を賜り、感謝の念にたえません。

 さて、この度数多くのお陰様をもちまして無事に潮音寺開山会の法要を厳修させていただくことができました。お供えやお祝いに加えて遠方からのお写経のご納経、更には奉賛会の入会・更新など本当にたくさんのご結縁を頂戴し、また当日も遠方より多くのご来臨を賜り、盛大に祈りの場を見届けていただきました。四月に開眼いたしました仏足石にもご参拝いただき、本当に貴いことと感謝いたしております。

 ここに改めて御礼申し上げますとともに、法要の様子をご紹介させていただきます。少しでも当日の雰囲気を味わっていただけますと幸いです。

潮来芸座連による道中演奏
慈母学園園児たちの稚児行列
空手道・拳友会の奉納演武
舞い散る散華
潮来甚句・踊り・流し
本條秀太郎氏のご挨拶
水谷八重子氏による朗読奉納

 ご本尊慈母観音様御制作の澤田政廣氏の三十七回忌と、開眼導師であり、私の師匠にあたる好胤和上の二十七回忌に当たる本年は、先達の思いを受け継ぎながら足を運んでくださる方の心に寄り添うことが出来るよう、寺門一同精進して参ります。来る翌年の五十周年に向けて、求められる姿を目指すこの一年、より一層のお見守りを宜しくお願いいたします。

 末筆ながら皆さまのご繁栄と家内安全、災難消滅や戦争終息など、社会不安の減少をご祈念申し上げ、お礼のご挨拶と代えさせていただきます。

合 掌



2024年5月29日水曜日

開山会限定御朱印を書く

どうも、住職です。

いよいよ明後日となった開山会に向けて、
お越しになった方へお授けする
特別御朱印を書いています。
(睡魔が大活躍)
あやめのスタンプは昔から
お手伝いに来てくれてる方が
全て手押ししてくれています。

金泥で書くのは墨と違って
少しコツが要る感じです。

開山会当日のお寺で授与するほか、
お供えをお送りいただいた方にも
郵送でお届けしています。

ご結縁お待ちしております。
ねむたい。。。
合 掌