皆さま、こんにちは。
本日6月11日、潮音寺にて毎月恒例の地蔵縁日が営まれました。ご参拝いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
本日の縁日では、安田奘基 新住職より法話が行われました。その内容をまとめましたので、本日ご来山いただけなかった皆さまもぜひご一読ください。
手水舎には色鮮やかな「花手水(はなてみず)」をご用意いたしました。
鐘楼堂の周りや、三十三観音の石仏に寄り添うように、様々な種類の牡丹が咲き誇っています。一本立ちに仕立てられた立派な株も見応えがあります。
一つ一つの花が非常に大きく、境内は春の華やかな色彩に包まれています。赤、ピンク、白など、見応えのある牡丹の数々をぜひご覧ください。
潮音寺の牡丹の見頃は、ゴールデンウィーク頃まで続く見込みです。
(※今後の気温や天候により開花状況は変動いたします)
境内の入場・拝観は無料となっております。
ぜひこの機会に、色鮮やかな牡丹と観音様に会いにいらしてください。
4月11日、春の穏やかな陽光に包まれる中、潮音寺にて「地蔵縁日」が執り行われました。当日は約30名もの方々にお参りいただき、終始大変和やかな雰囲気に包まれました。
境内ではちょうど牡丹(ぼたん)が美しい大輪の花を咲かせ始め、華やかで心安らぐひとときとなりました。
今回の縁日には、奈良より生駒管主が特別にお参りに来られました。法要の後、参拝者の皆様に向けて大変感慨深いお話をしてくださいました。
【生駒管主のお話(要約)】
東日本大震災の翌年、私が潮音寺の住職として赴任し復興に向けて歩みを進めていた頃、ご縁あって三十三観音に合わせて「33種類の牡丹」を植樹いたしました。その後、牡丹を見に来られた多くの方々が観音様の石仏に気づき、手を合わせてくださるようになりました。薬師寺の高田好胤元管主の言葉『花開いて仏を見る』の通り、花がご縁を結んでくれたのです。
また、お釈迦様がお生まれになったときの言葉「天上天下唯我独尊」が示す通り、私たち一人ひとりの命は世界に一つだけの『オンリーワン』の尊いものです。美しい花を愛でながら、人が喜ぶことを共に喜び合える日々を過ごしてまいりましょう。
《お知らせ》
来る6月6日(土)の開山記念日に合わせ、安田住職の「晋山式(しんざんしき)」が執り行われます。当日は薬師寺より大谷徹奘師をお招きしての法話や、世界的ヴァイオリニスト大谷康子さんによる記念演奏も予定しております。本日はそのお祝いも兼ねてお参りさせていただきました。皆様ぜひご参拝ください。
続いて安田住職からは、法相宗の始祖である玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)のふるさとが牡丹の産地であったことなど、仏教や薬師寺と牡丹の深いご縁についてのご挨拶があり、皆様熱心に耳を傾けられていました。
この日は縁日に合わせ、境内の仏足堂(ぶっそくどう)にてお抹茶のご接待も行われました。
お茶菓子としてご用意したのは、なんと生駒管主自らが地元のお菓子処「さわた」さんに直接お電話で発注し、この日のために持参してくださった特注の和菓子です。境内を彩る牡丹を見事に表現した、繊細で美しい一品に、参拝者の皆様からも歓声が上がりました。
麗らかな春の陽気の中、牡丹の花を眺めながらいただくお抹茶と、管主様のお心遣いが詰まった甘いお菓子は格別で、約30名の皆様でゆったりと和やかなひとときを楽しまれていました。
潮音寺の牡丹の見頃は、ゴールデンウィーク頃まで続く予定です(※天候により変動いたします)。
入場・拝観は無料ですので、ぜひ色鮮やかな牡丹と、観音様・お地蔵様に会いにいらしてください。
皆様のまたのご参拝を、心よりお待ちしております。
春の暖かな日差しの中、潮音寺の境内で美しい牡丹の花が咲き始めました。
見頃はゴールデンウィーク(GW)頃を予定しております。
※自然のものですので、今後の気温や天候によって開花状況は変動いたします。あらかじめご了承ください。
潮音寺の境内は入場・拝観無料です。
色鮮やかに咲き誇る牡丹を眺めながらのお参りは、心も晴れやかになり大変おすすめです!ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
こちらは、本日の縁日(えんにち)に合わせて、みんなでお昼ごはんを作ってくださっている「観音講(かんのんこう)」の皆さんの様子です。
写真からも伝わる通り、いつも和気あいあいと、とっても楽しい雰囲気で活動しています!
お料理が好きな方、お寺で楽しく活動してみたい方はいらっしゃいませんか?
少しでも興味のある方は、ぜひお気軽に潮音寺までお声がけください!お待ちしております。
3月21日、当山におきまして「観音縁日」の法要を厳修いたしました。
通常は月末に執り行っておりますが、今月末は奈良の薬師寺本山にて「修二会(花会式)」が勤修されるため、今月は第3土曜日の開催とさせていただきました。日程変更にも関わらず、ようこ宣のお参りでございました。
本堂での法要では、「大般若経(だいはんにゃきょう)」の転読を行いました。
経典を空中でパラパラと勢いよく広げて読み上げる「転読」の作法により、その風にあたることで無病息災や厄除けの功徳があると言われております。皆様の安寧を祈り、力強くご祈祷いたしました。
当山にて転読を行っております「大般若経」は、皆様からの尊いご寄進により、少しずつ経典を揃えさせていただいております。これまでの温かいお力添えに、心より深く感謝申し上げます。
全六百巻のうち、現在残り百巻余りとなっており、引き続き皆様からのご寄進を受け付けております。
経典をご寄進いただくことは、仏様との深いご縁を結び、末永く功徳を積む大変尊い行いでございます。ご結縁(けちえん)をご希望の方は、どうぞお気軽にお寺までお問い合わせくださいませ。
法要に引き続き、当山住職の安田より法話を申し上げました。
【本山の花会式と、懺悔(さんげ)の心】
間もなく薬師寺本山で始まる「花会式(はなえしき)」。約900年前、天皇が皇后の病気平癒を祈願し、高価な生花の代わりに美しい「造花」をお供えしたのが始まりとされる、日本最古の造花の歴史を持つ伝統行事です。
しかし、この華やかな法要の本当の目的は「懺悔(さんげ)」にあります。私たちが知らず知らずのうちに犯している過ちを反省し、身(行い)・口(言葉)・意(心)の三業を整え、観音様を念じることの大切さをお話ししました。
【涅槃(ねはん)と「良い欲」】
3月は旧暦でお釈迦様が入滅された「涅槃」の月でもあります。涅槃とは命の火が消えることだけでなく、「煩悩の火が消えた境地」も意味します。しかし「欲」はすべて悪いわけではありません。悪い欲(貪欲)を消し、生きる原動力となる「良い欲(意欲)」を持って人生を燃やしていくことが仏教の教えです。
【生き様で伝える「恩返し」】
最後に、最近執り行ったあるお葬式でのエピソードをご紹介しました。
重い病でご自身の死期を悟ったおじい様が、亡くなるわずか3日前に、激しい痛みを堪えてまで「どうしても恩人にお礼に行きたい」と挨拶へ出向かれたそうです。その命懸けで恩を返す「生き様」は、お孫さんの人生観を大きく変えました。
私たちも、このおじい様のように、受けた恩は必ず返すという姿勢を持ち、後世の子供や孫たちに良い影響を与えられるような生き方を心がけてまいりましょう。
本堂での法話の後は「無量寿殿(むりょうじゅでん)」へと移動し、今月がご命日にあたる方々への命月供養法要を執り行いました。
ご先祖様へ感謝の思いを馳せ、ご家族の皆様と共に静かな祈りの時間を過ごさせていただきました。
今回もご参列いただきました皆様、誠にありがとうございました。
少しずつ春の訪れを感じる季節となってまいりました。どうぞ皆様、穏やかな日々をお過ごしくださいませ。
本日3月11日、当山におきまして「東日本大震災 追悼法要」を厳修いたしました。
震災から15年という節目の年。本年も多くの方々にご参集いただき、犠牲となられた方々への鎮魂と、被災地のさらなる復興を祈り、心を一つにする一日となりました。
午後2時より、境内にある「大川小学校供養の地蔵」の御前にて法要が執り行われました。
本日の式衆は、当山住職の安田奘基、そして法相宗大本山薬師寺より生駒基達管主をはじめとする計5名の僧侶でのお勤めとなりました。
また、潮音寺奉賛会会長・衆議院議員の額賀福志郎先生(御名代 雨谷様)、日の出地区代表区長の吉川様をはじめ、約30名の皆様にご参列いただきました。
地震発生時刻である午後2時46分には、震災後に復興された鐘楼の前に全員で集まり、1分間の黙とうを捧げました。
この時間には、隣接する慈母学園の年長児の子供たちも合流し、小さな手を合わせて共に祈りを捧げてくれました。
その後、参列者と子供たち全員で、鎮魂と平和への願いを込めて復興の鐘をつかせていただきました。境内に響き渡る鐘の音が、皆様の祈りを天へと届けてくれたように感じます。
法要の折には、ご来賓および当山よりご挨拶を申し上げました。
■ 潮音寺奉賛会会長・衆議院議員 額賀福志郎 先生(御名代 雨谷様)
ご公務により欠席された額賀先生に代わり、雨谷様より、震災の記憶を風化させず、命の尊さを次世代へ語り継ぐことの重要性と、地域の皆様の復興への歩みに対する敬意と追悼のお言葉を頂戴いたしました。
■ 薬師寺 生駒基達 管主
震災で犠牲となった大川小学校の児童や先生方をお祀りする供養地蔵の建立の経緯(松久保前住職の発願)について触れられました。かつて液状化で甚大な被害を受けたこの日の出地区が美しく復興を遂げたことに言及しつつ、未だ残る原発の課題や各地での自然災害、そして世界での争い事に触れ、被災地の復興と世界の平和を強く祈願されました。
■ 潮音寺 安田奘基 住職
この身を切るような寒さの中、15年前の冷たい水の中で耐えられた方々の無念に思いを馳せ、苦しみを代わって受けてくださる地蔵菩薩の御加護により、少しでも安らかにお眠りいただけるよう祈りを捧げました。「祈り」とは「意(こころ)を乗せる」ことであると説き、犠牲者や今も復興に向けて頑張る方々へ、皆様の心の応援を届けてほしいと語りかけました。
また、本日の参列者の皆様へは、ご自身の茶園が被災しながらも東北支援に尽力された宮城県の農家さんが作ったお茶を、復興への思いを寄せる証としてお配りいたしました。
本日17時より、本堂に観音様をお出しし、多くのお花と「3.11」の文字をかたどった灯明をお供えする「花あかり」を実施いたしました。
この灯りは、華やかなイベントとして皆様にお見せするためのものではなく、亡くなられた方々へ静かにお花と光を手向けるための供養です。犠牲となられた方々を偲び、この日を決して忘れないという思いのもと、お供えをしております。
また、17時半ごろからは、タイ仏教寺院の僧侶の方々による追悼供養の法要も執り行われました。国境や宗派を越え、犠牲となられた方々へ静かな祈りが捧げられました。
なお、本日の法要および花あかりの様子は、NHK様、茨城新聞様、毎日新聞様、読売新聞様、朝日新聞様の各メディアの皆様に取材していただきました。
静かな夜の境内で、皆様と共に祈りの時間を過ごしたいと思います。
ご参列いただきました皆様、そしてそれぞれの場所で祈りを捧げてくださった皆様、誠にありがとうございました。