2023年12月25日月曜日

潮音寺仏足石建立ご結縁のお願いとお知らせ

 「メリークリスマス」

このような言葉が飛び交う最中ではありますが、

お寺からお釈迦様についてのお知らせとお願いです。


どうも、住職です。

 国宝東塔で使用されていた石を用いて建立される仏足石に

一人でも多くの方とご結縁いただけることを願っております。

薬師寺式仏足跡



仏足跡写仏と歌を写す特別なお写経も完成し、

おかげさまでご好評いただいております。

画像:仏足石特別写経のお手本(完成版)

潮音寺仏足石特別写経 一巻五千円

潮音寺仏足石特別寄進 一口五千円

※ご寄進は何口でもしてただけます。

※ご結縁いただいた全ての方に開眼法要のご案内を送付いたします。


「開眼供養の法要について」

 前回のご案内で2月としておりました開眼法要ですが、

令和六年四月七日(土)に変更させていただきます。

牡丹が咲き始める良い季節ですので、

ご参列をお待ちしております。

詳細はお問い合わせください。

0299-66-0623


合 掌

村上定運拝

2023年12月22日金曜日

喜びと感謝と敬いの心

どうも、住職です。 

干支のウサギが示すように日々が駆け抜けて行き、

今年も残すところ僅かとなりました。

本人の自覚や成長とは関係なく時は過ぎてしまうようで、

高田好胤和上から「定運」のお名前をいただいて二十五年、

潮来に来てからは五年目となる今もまだ知らないことだらけ、

学ばせていただくことばかりです。

 今年は本山・薬師寺で念願の国宝東塔落慶法要が執り行われました。

長い歴史の中でも特別な節目となる

この行事の場には多くの方がご参列され、

全員にとはいきませんが出来るだけ一人ひとりの方に

御礼のご挨拶をさせていただきました。


ところがご挨拶するほとんどの方は反対に

「ありがとうございました。」と私に仰って下さるのです。

遠いところから足を運ばれる以前に、

大修理に際して多大なお支えを賜った訳ですから

「いやいや恐れ多い、御礼を言うのはこちらの方ですよ。」

と思っていたのですが、後日勉強していた高田和上の

法話録にあった言葉に気付きをいただきました。


 和上は食前に唱えるお経のあと必ず

「喜びと感謝と敬いの心をもっていただきます。」

と加えられており、薬師寺の僧侶は今でもそれを習慣としています。

これはただご飯に感謝せよという教えなのだと

単純に理解をしていましたが、和上はある日の法話で

「正しい形が正しい心を生み出す母である。心で思っているだけではあかん。」

とご説明をされていたのです。


 落慶法要にお越しの方はご自身が素晴らしい

場面に立ち会えたという喜びを正しい形で伝えて下さり、

それが「ありがとう」という感謝となって表れて

私に「こちらこそ」という相手への敬意を

育てたことになるのだと理解しました。


思っているだけでは伝わりませんし、私の敬意も育ちません。

「喜びと感謝と敬いの心」は全ての事柄につながっていくんだということ、

それを形にして正しい心を生み出す母とすることの奥深さに触れました。


来年は和上の生誕百年という年で、

私が僧侶となって四半世紀という今も

新しい学びを与えてただけることに感謝して、

国宝東塔に使用されていた石を潮音寺で新しい形にして

正しい心を育てるしるしとさせていただきます。

新しい年を迎えるに当たり、皆さまにも是非

この事業にご結縁くださいますようお願い申し上げます。

改めてこの一年も大変お世話になりました。

本当にありがとうございました。


合 掌

村上定運拝

2023年12月15日金曜日

修正会のお知らせ

どうも、住職です。


今年もあと2週間あまりとなりました。

画像にもある通り、間もなくこちらの仏さまを

お参りいただく時期がやって来ます。


古来より奈良時代の寺院では、

寺ごとに吉祥天女の像を祀り、

一年間の幸福をお授かりいただく

「吉祥天詣で」

が初詣のルーツとされています。


潮音寺では本山である奈良・薬師寺の

国宝・吉祥天画像のご分身をお祀りし、

修正会の法要を厳修いたします。

併せて初祈願のお札も承ります。

お申込み、お問い合わせは潮音寺へお電話を。

0299-66-0623


通常であれば15日間の公開となりますが、

昨今の疫病・災害・紛争を鑑みて、

より多くの方にお参りしていただくために

2月3日の節分まで公開を延長いたします。


是非ともお参りになっていただき、

心の安らぎに書き初めお写経もしていただき、

潮音寺を活用してくださることを

心より期待しております。

 合 掌

村上定運拝

2023年12月10日日曜日

今年最後の東京慈母観音の会が行われました。

どうも、住職です。

年末というには少し早い本日、
今年最後の東京慈母観音の会が行われました。

穏やかなお天気の中でしたが、
多くの方にお越しいただきながらの
伊谷仏師の講座は、私の実家である
岐阜・川崎山薬師寺の観世音菩薩像の
修復報告でした。

プロジェクターを出してのご紹介で、
とても分かりやすく評判の良い講座でした。

私のお話ももっと勉強して、
たくさんの方に来てもらえるように精進します。

1年間ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。

合 掌

村上定運拝

追 伸
来年は日程が変則的な形になります。
令和6年 東京慈母観音の会
1月 28日(第4日)
2月 おやすみ
3月 17日(第3日)
4月 28日(第4日)

 

2023年12月4日月曜日

高崎薬師寺会開催のご報告

どうも、住職です。 

ビエント高崎にて行われた
「高崎薬師寺会」の様子です。
午前はお写経の会がありました。
生駒副住職によるご説明が続きます。

そして午後から法話です。
(私の出番は撮影者がおらず写真なしです。)

第1部が終了すると歌の奉納です。
20年以上この会で歌を披露されている、
大ベテランの歌声を静かに拝聴します。

コロナにより休会したり、
会場が変わったりと様々なことが起きましたが、
おかげさまで100名以上の方に
お集まりいただくことが出来ました。

東関東別院として潮音寺にも
たくさんご結縁いただきました。
長らく主催してくださっている
世話人の方々にも感謝感謝です。

機会に恵まれれば来年もまた、
高崎に訪れたいと願うばかりです。

合 掌
村上定運拝