どうも、住職です。
今月22日・23日は薬師寺東京別院の
改築20周年法要に出仕して参りました。
これまでにご縁を結んでいただいた多くの方に
ご参列を賜り、盛大にお祝いを行うことができました。
20周年の記念事業として、
「令和の吉祥天女像」
が製作され、管主の手により開眼されました。
今後、東京別院のお正月に祀られていきます。
奉納されたのは画家・飯田穂野香氏。
今年の開山会では潮音寺にも
絵画「おをによし」の奉納を
いただいたあの人です。
ご参列者の前でご挨拶をいただく飯田氏。
穏やかに、丁寧にお話される様子に
みな一心に耳を傾けておられました。
その後、奉納行事として
桂吉坊氏による落語の奉納がありました。
私が東京別院の駐在をしていたころ、
気仙沼に祀られるお地蔵様のお披露目で
行事を行った際にご一緒して以来でした。
奈良を題材にした落語「鹿政談」を、
情感たっぷりに上演いただきました。
これはお互いのお師匠さんが親しかった、
ということで何だか身近なものを感じ合ってる様子です。
(ただお会いするのは10年ぶりぐらいですが。)
この先、10年経って振り返った際に
この写真を懐かしく思う日が来るのかな、と
思う住職でした。
合 掌
村上定運拝