2025年11月16日日曜日

令和7年11月5日 潮音寺観月会を厳修いたしました

季節は晩秋を迎え、夜空の美しさが際立つ頃となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

​去る令和7年11月5日(水)、潮音寺にて恒例の観月会を厳かに執り行いました。

​この観月会は、月を愛でる風雅なひとときをご結縁の皆様と共有し、静寂の中で仏縁を結んでいただく大切な行事です。

​幻想的な夜の法要と奉納

​当日は多くの方にご参集いただき、午後5時からのお食事・野点にて、和やかな雰囲気の中、交流を深めていただきました。

​午後6時半からは法要が厳かに執り行われました。


​すすきを飾り付けた祭壇のそばで、灯明がゆらめき、幻想的な雰囲気に包まれました。夜の澄んだ空気の中で響く読経は、ご参列の皆様の心に静かに染み渡ったことと存じます。


​そして午後7時頃からは、奉納行事として素晴らしい演奏家の皆様をお招きいたしました。

​タブラ奏者の石田紫織様

​シタール奏者の武藤景介様


​お二人の演奏は、静寂な夜の空気と見事に調和し、深く心に響くものでした。篝火の炎の元、タブラのリズムとシタールの優雅な響きが織りなす音の曼荼羅は、ご参列の皆様を深い瞑想へと誘いました。日常の喧騒を忘れさせてくれる貴い時間となりました。

​観月会を通して皆様が結ばれたご縁が、日々の安寧に繋がりますことを心より願っております。

​ご多忙の中、ご参加だきました皆様に改めて感謝申し上げます。今後とも、潮音寺の行事にぜひご参加ください。

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