どうも、住職です。
先日伊谷仏師とともに岐阜へ行った際に、
火山の石でお茶碗などを造られている
日本でも唯一の作家さんである
2代目・石山人工房へ見学に行ってきました。
初代の石山人さんはこの夏にお亡くなりになって、
跡を継いだ新進気鋭の作家さんです。
小学校の先生もされていて、
修学旅行の法話を担当したことから
10年のお付き合いをさせていただいています。
そんな石山人さんには、
潮音寺仏足石の前に供える
お線香の香炉を製作していただいています。
石に焼き付けを行う窯です。
火の温度を入念にチェックして、
焼き上がりを待ちます。
繊細な作業で、30度程度の差で
一気に石が溶けてしまいます。
なお、今回の訪問時に焼いた器は
ひびが入って割れてしまいました。
とても難しい作業のようです。
無事の完成を祈りつつ、
工房を後にしました。
完成の折にはぜひ、
皆さんもご覧になりに来てください。
合 掌
村上定運拝
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