2021年5月29日土曜日

開山会・晋山式での奉納行事について

 どうも、住職です。


こちらでは、6月5日(土)に行われる

潮音寺開山会・新住職晋山式において

行われる奉納行事の詳細をお伝えします。


奉納演奏

篠笛奏者

佐藤和哉氏


プロフィール

九州は佐賀県唐津市の海辺に生まれる。
中学生で「唐津くんち」の囃子を学び、この時初めて横笛に触れる。

ピアノ、ドラム、ギター弾き語りなど、音楽に没頭する少年期を過ごす。

大学卒業後、篠笛と出会い、その音色に魅了され、また、自身の想いを歌として表現するのにもっとも適しているのがこの楽器であることに気づき、篠笛奏者の道を志す。

現在、東京を拠点に音楽活動を展開。
2012年06月には国宝・薬師寺東塔解体式典「宝珠降臨法要」にて献笛を勤める。
近年では、作曲家としての活動も展開し、2013年NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』主題歌「雨のち晴レルヤ(ゆず)」には、モチーフとして自身作曲の「さくら色のワルツ」が採用され、作曲に携わる。

 また同作は、2014年日本レコード大賞 優秀作品賞を受賞。
2016年には、佐賀県嬉野市の曲「ふるさとの空よ」を制作。

同年、日本コロムビアからメジャーデビュー。「二十一世紀ノスタルジア」と評される佐藤和哉作品の数々は、今を生きる自分の心と素直に向き合うことで紡ぎだされる。

その旋律を、素朴で優しく、しかし芯のある篠笛の音で唄いあげる“詩のない歌”は、聴く者に懐かしさや温かさ、優しさが万国共通のものであることを感じさせる。


住職が薬師寺で伽藍に勤めていた頃、
何度となくご一緒させていただいた
とても縁の深いお方です。


伸び伸びとした和哉さんの笛が境内に響き渡る姿は

確実に感動を呼ぶこと間違いありません。

今からとても楽しみです。


奉納展示

(於:無量寿殿)

彫刻家

水島太郎氏


"てのひらにももを".活動中
処世界童子
水島弘一を祖父、水島石根を父に京都でうまれる。
生活の中で陶芸、彫刻を始める。
2002 関西大学フランス語学科卒業後渡仏、
画家マークエステルのアトリエに滞在。
モナコ美術学校Pavillion Bosioで南仏訛りのフランス語を学ぶ
ノルマンディー カン市国際展覧会出品
2004 ニースのアパルトメントで共同生活を送る。
妻に出会うべく帰国
2005 東大寺お水取りに参籠し始める
2007 フランスコルシカ島アジア祭フランコジャポネに伝統技法として乾漆彫刻を出展
2008 京都ビエンナーレ2008乾漆彫刻を出展 入賞
2010 第56回全関西美術展3席
奈良平城京遷都1300年祭記念展覧会 出展
2015 東大寺修二会にて童子として、燃える上がる籠たいまつを担ぎ始める
2016 第62回全関西美術展2席
2017 国画会展覧会 推薦出展
国際巡回展MIMOOL 出展
インターコンチネンタルホテル ロビークリスマスツリー装飾参加
2018 スウェーデン ストックホルムにてグループ展 出展(乾漆彫刻、ジュエリー)
第64回全関西美術展2席
京都 泉涌寺塔頭戒光寺にて 展示
東京 祥雲寺にて水島石根と親子展
2019 福岡県宗像市 別格本山鎮国寺にて展示
第65回全関西美術展2席にて終了
2020 アトリエやまにミケランジェロギャラリーを開設
夏至祭よりももをくばりはじめる
パリ祭では登り窯で2mのフランスパンを焼く。
現在 42歳。愛する妻と3人の娘、偉大なる父と四季豊かな母と過ごし、
製作と発表を精力的に行いながら漆の彫刻技術である脱乾漆技法の現代彫刻での復興を目指す
冬 東大寺修二会にて燃え盛る籠たいまつを担ぎ、新しい春を迎えることが幾年のことである
コロナ禍各地においてもも配る
金峯山寺、聖林寺、戒光寺etc乾漆ももを奉納
国内有数のコレクター作品所蔵

今秋イタリアで個展

住職と同じく将来を有望視されている

(住職かなりあつかましい)

若手の作家さんで、経歴にもある通り

すでにかなりの実績を残されています。



壮大なスケールを持った太郎さんの作品は、

無量寿殿の中にあっても宇宙を感じさせ、

しばし現世を忘れさせてくれるでしょう。



以上、奉納者のご紹介でした!

合 掌

村上定運拝

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