2024年6月2日日曜日

開山会厳修の報告

 合 掌

 あやめ紫陽花の候、ご結縁の皆さまには益々ご健勝ではありながらも、元日から半年も経たずに発生した能登半島地震をはじめとする自然災害や紛争など社会不安の尽きない日々にはさぞかしご心労多きこととご拝察申し上げます。

 また、日頃より潮音寺に対して格別のご高配を賜り、感謝の念にたえません。

 さて、この度数多くのお陰様をもちまして無事に潮音寺開山会の法要を厳修させていただくことができました。お供えやお祝いに加えて遠方からのお写経のご納経、更には奉賛会の入会・更新など本当にたくさんのご結縁を頂戴し、また当日も遠方より多くのご来臨を賜り、盛大に祈りの場を見届けていただきました。四月に開眼いたしました仏足石にもご参拝いただき、本当に貴いことと感謝いたしております。

 ここに改めて御礼申し上げますとともに、法要の様子をご紹介させていただきます。少しでも当日の雰囲気を味わっていただけますと幸いです。

潮来芸座連による道中演奏
慈母学園園児たちの稚児行列
空手道・拳友会の奉納演武
舞い散る散華
潮来甚句・踊り・流し
本條秀太郎氏のご挨拶
水谷八重子氏による朗読奉納

 ご本尊慈母観音様御制作の澤田政廣氏の三十七回忌と、開眼導師であり、私の師匠にあたる好胤和上の二十七回忌に当たる本年は、先達の思いを受け継ぎながら足を運んでくださる方の心に寄り添うことが出来るよう、寺門一同精進して参ります。来る翌年の五十周年に向けて、求められる姿を目指すこの一年、より一層のお見守りを宜しくお願いいたします。

 末筆ながら皆さまのご繁栄と家内安全、災難消滅や戦争終息など、社会不安の減少をご祈念申し上げ、お礼のご挨拶と代えさせていただきます。

合 掌



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