2026年4月15日水曜日

🌸 牡丹咲き誇る境内で。生駒管主をお迎えしての地蔵縁日とお茶席のご報告

地蔵縁日の様子

4月11日、春の穏やかな陽光に包まれる中、潮音寺にて「地蔵縁日」が執り行われました。当日は約30名もの方々にお参りいただき、終始大変和やかな雰囲気に包まれました。
境内ではちょうど牡丹(ぼたん)が美しい大輪の花を咲かせ始め、華やかで心安らぐひとときとなりました。

■ 生駒管主様のご来山と、牡丹や命の尊さにまつわるお話

ご挨拶される生駒管主

今回の縁日には、奈良より生駒管主が特別にお参りに来られました。法要の後、参拝者の皆様に向けて大変感慨深いお話をしてくださいました。

【生駒管主のお話(要約)】

東日本大震災の翌年、私が潮音寺の住職として赴任し復興に向けて歩みを進めていた頃、ご縁あって三十三観音に合わせて「33種類の牡丹」を植樹いたしました。その後、牡丹を見に来られた多くの方々が観音様の石仏に気づき、手を合わせてくださるようになりました。薬師寺の高田好胤元管主の言葉『花開いて仏を見る』の通り、花がご縁を結んでくれたのです。

また、お釈迦様がお生まれになったときの言葉「天上天下唯我独尊」が示す通り、私たち一人ひとりの命は世界に一つだけの『オンリーワン』の尊いものです。美しい花を愛でながら、人が喜ぶことを共に喜び合える日々を過ごしてまいりましょう。

《お知らせ》
来る6月6日(土)の開山記念日に合わせ、安田住職の「晋山式(しんざんしき)」が執り行われます。当日は薬師寺より大谷徹奘師をお招きしての法話や、世界的ヴァイオリニスト大谷康子さんによる記念演奏も予定しております。本日はそのお祝いも兼ねてお参りさせていただきました。皆様ぜひご参拝ください。

■ 安田住職からのご挨拶

ご法話される安田住職

続いて安田住職からは、法相宗の始祖である玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)のふるさとが牡丹の産地であったことなど、仏教や薬師寺と牡丹の深いご縁についてのご挨拶があり、皆様熱心に耳を傾けられていました。

■ 仏足堂でのお抹茶と、生駒管主ご持参の特注和菓子

この日は縁日に合わせ、境内の仏足堂(ぶっそくどう)にてお抹茶のご接待も行われました。

お茶菓子としてご用意したのは、なんと生駒管主自らが地元のお菓子処「さわた」さんに直接お電話で発注し、この日のために持参してくださった特注の和菓子です。境内を彩る牡丹を見事に表現した、繊細で美しい一品に、参拝者の皆様からも歓声が上がりました。

さわた特注の牡丹の和菓子
特注和菓子を披露される生駒管主
お茶席の様子 生駒管主
お茶席を楽しむ参拝者の皆様
境内でくつろぐ皆様
境内でくつろぐ皆様2

麗らかな春の陽気の中、牡丹の花を眺めながらいただくお抹茶と、管主様のお心遣いが詰まった甘いお菓子は格別で、約30名の皆様でゆったりと和やかなひとときを楽しまれていました。


潮音寺の牡丹の見頃は、ゴールデンウィーク頃まで続く予定です(※天候により変動いたします)。
入場・拝観は無料ですので、ぜひ色鮮やかな牡丹と、観音様・お地蔵様に会いにいらしてください。
皆様のまたのご参拝を、心よりお待ちしております。

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