2020年9月16日水曜日

思い知れかし己が身の

 


どうも、福住職です。

先日9月9日重陽の節句、

おかげさまで18回目の18歳を迎えさせて頂きました。

18歳も18回目にもなるともう慣れたもんで、

つまるところ精神年齢はいつまでも19歳になれないという。。。


仏様と両親をはじめとするたくさんのおかげさまに

お支えをいただいてこの日が迎えられたことを

心から感謝して今後も福住職活動を続けて参ります。


画像はお誕生日祝いに古くからのお付き合いの方が

袈裟の裏地を交換してくださったので、

使い終わった裏地に文字を書きました。


慈母観音さまにちなむ父母恩重経から一節と、

諸人よ 思い知れかし 己が身の

誕生の日は 母苦難の日

という歌など書かせていただきました。


この歌は詠み人知らずですが、

強く親のご恩を感じさせられる歌です。


自分の生まれたこと、それは言葉を変えれば

生んでいただいたこと。


生きていること、それは

生かされていること。


深く、深く、この恩を想いながら

生き方を考える時、


ふと、心がやっと

19歳になれた気がしました。


合 掌

村上定運拝

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